横浜市開港記念会館2F 和田英作 油彩画修復

この活動は、修復した和田英作の2枚の作品について、先ず皆さんに知っていただく事から始めました。
2016年5月4日横浜市開港記念会館1階1号室において、【装飾壁画を知る会】を開催いたしました。この会では、文化財を守る事の大切さや、絵画修復の方法、に加え和田英作やその仲間達、過去文献から見える、絵が描かれた時の日本の環境なども研究者(手塚恵美子先生)に講演していただきました。
当日は横浜市民や会館ボランティアツアーガイドのジャックサポーターの皆さんなど熱心に話を聞いていただき、絵を保存していく思いが一層強くなって行きました。
その年の年末、ついに修復許可がおり、翌月年初から作業が始まりました。数十年前と考えられる重いガラス蓋を外して見ると、額を含む素材の豪華さ、過去の修復跡、がはっきりと見る事ができました。又、90年前の絵とは思えないほどの状態の良さは画家の技術の高さが伺えました。2枚の作品の修復は日本では珍しい現場で足場を組んでの修復作業でした。進行中には、公開日を設け観光などで通りがかった方へも絵や修復についてお話することができました。2018年2月に2作品の修復を完了し3月11日(三塔の日)にお披露目となり、現在は新しいガラスがはめ込まれ、いつもの開港記念会館を訪れる方達の目を楽しませています。