■2022ヨコハマアートサイト採択
助成:横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2022
未来に繋ごう、皆んなの!!横浜の!!歴史・文化・芸術!! 〜 絵画がやってきた 〜
【ヨコハマアートサイト2022】ご来場のお礼
2022年11月12日(土)~11月13日(日)に神奈川県民ホールで行われました
【ヨコハマアートサイト2022 未来に繋ごう、皆んなの!!横浜の!!歴史・文化・芸術!! 〜絵画がやってきた!!〜】では、ご多忙の折にもかかわらず、
たくさんのお客様、運営にご協力いただいた関係者の方々には、
当NPOのブースにお立ち寄りならびにご協力いただき、
誠にありがとうございました。
また、演劇「開港当時の西洋人画家と日本人絵師の交流」、
ワークショップ「日本画体験」へもたくさんの方々にご観覧、ご参加いただき、
重ねて御礼申し上げます。
皆様のおかげをもちまして、無事にイベントを執り行うことができました。
コロナ下での開催となりご不安な面もあったかと存じますが、ご対応をさせていただき、改めて「人と人とをつなげるアート」の重要性を感じることができました。
当日にご対応させていただくことのできなかったご要望や案内の不明点等がございましたら、下記連絡先からお問い合わせいただくか、
HP内「お問い合わせ」よりご連絡下さい。
この度は、私どもの活動にご理解、ご協力いただき深く感謝申し上げます。
これからも、末永くご賛同、お力添えくださいますよう
何卒宜しくお願い申し上げます。
特定非営利活動法人美術保存修復センター横浜
ホームページ:https://www.npo-acrc.org
電話番号:045-231-6006
未来に繋ごう、皆んなの!!横浜の!!歴史・文化・芸術!!
〜 画家の気持ち 〜
皆で顔料を膠で練り、日本画絵具を作り、絵を描きました!!
横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2021の採択いただき、中区竹之丸にある築70年のアートコミュニティスペースにて、日本画体験WSを行いました。子供から大人まで、顔料と膠(動物から抽出された糊)を練り、絵の具を作ることから行いました。初めての日本画体験に皆さん興味津々!!想像力溢れる作品が沢山出来上がりました。皆さんが描いてくれた絵は10月16日(土)11:00〜17:00に同スペースにて展示します。是非、お越しください!!
takenoma ←会場
9/12 8月に保存修復を終えた絵は美的修復の段階へ進みます。
絵の具の欠損部にgesso(ボローニャ石膏+ウサギ膠)を充填します。
これを乾かして、彫刻のように周辺の凹凸に合うように成形します。
(写真の白い箇所)
8/29 木枠へ張り戻し 表打ち除去
8/12 裏打ち
8/11 減圧による絵具層の固着強化
8/8 絵の平滑化 / 裏打ち布の準備(2回目)
8/7 木枠外し / 耳伸ばし / 表打ち / 木枠掃除 / 裏面掃除
8/1 剥離止め / クリーニング / 平滑化用クラフト紙カット
7/25 やまのうえ 展示風景
みんなで絵を見ようよ!! Art Thinking
未来に繋ごう、皆んなの!!横浜の!!歴史・文化・芸術!! 〜朽ちていく、再生、修復〜
今ここにある絵は、過去にどんな物語があったのだろうか!?
これから、どんな未来があるのだろうか!?
このイベントは終了いたしました。ご参加、ご協力いただきました皆様ありがとうございました!!!
展示の絵 ←クリック!!
9月19日、20日は会場のやまのうえにてこちら(展示の絵)をプリントした絵をお配りいたします。
上から自由に彩色してください。その場でも描けます。
みなさんに描いていただいた絵は11月3日(火)同会場に展示いたします。
・壊れてしまっている絵はそのまま飾られ、劣化が進み、絵の具は剥げ落ち、そのまま朽ちていくのか?
・芸術家の元で、新たな絵を加えられ、違う絵として飾られるのか?
・はたまた、修復家の元で処置が施され、甦るのか?
正しい方法はあるのか?? みんなで考えてみませんか!?
"体験" "体現" 型 プロジェクト!!
会場:やまのうえ http://favoris.co.jp/yamanoue/
■2019ヨコハマアートサイト採択
助成:横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2019に採択され、横浜市開港記念会館1階正面ロビーの「港内」80号 猪瀬踏花 を修復しました。
10/4 早朝より、開館前の開館1 階の絵を取り外し、地下室へと運びました。撮影を行い、額を外し状態調査をしています。次回は、横浜市のみなさんと10/12、10/13にクリーニングを行います。
11/2 ご応募いただいた横浜市のみなさんと、クリーニング作業いたしました。とても汚れている絵を当NPO技術スタッフ指導のもと皆さん真剣に取り組んでくださいました。 現在、クリーニング作業は終了し、次の段階へ進んでおります。(台風の影響により11/2へ延期となりました。)
11/9 絵を工房へ移し、当NPOの修復技術者により、本格的な保存修復を開始いたしました。表打ちを施し、木枠から絵を外し、裏面掃除を行いました。絵同様に、60年間の汚れは裏面にも多く積もっていました。下辺には埃が固まり、ブラシでは除去できないほどでした。
12/3 修復を終えた絵画を横浜市開港記念会館1階正面ロビーに再び飾りました。