修復士 Stefano Garosiの紹介
下記のyou tube はStefano Garosiとその仲間達が企画したEnnio Pozzi展の映像です。トスカーナテレビの取材です。
ステファノ・ガロージ 修復士 1945.1.1生まれ
研修
1957-68 エンニオ・レゴーラ モンテオリヴェート工房にて、古代、近代、現代 修復研修を行う
1957-68 金箔と装飾 修復をアルフレッド・ガロージの元で研修する
専門的活動(修復活動履歴)
1969年にフィレンツェ商工会議所 職人企業登録へ自社設立を登録を行い、その後 約50年に渡り、イタリア各地又海外において修復士として活躍している。
数え切れないほどの修復作品数は約15ページにまで及びます。 そのうち、代表的な仕事(作品名あるいは所蔵元)を下記に記しますが、 全ての履歴はこちらから日本語・イタリア語でご覧いただけます。 多くの仕事はイタリアの文化・文化活動・観光省(Ministero dei beni e delle attivita culturali e del turismo) 文化財監督局 (Soprintendenza) のもと行われている。
*下記の作品名の後に記された年と番号は、作品目録が作成された年とそこで振られた番号です。
■フィレンツェ、ポンテヴェッチオ、52r番地 壁龕、フレスコ画「聖母子と洗礼者ヨハネ」(U.R.B.A.13645)
■修復 フィレンツェ、ピッティ宮殿、パラティーナ美術館
-P.P.ルーベンス作「甦るキリスト」(inv.O.d.A. No.479) 修復。ミッリオリーニ社と 共同で額を修復
-P.P.ルーベンス作「畑から 帰宅」(inv. Palatina No.4) 支持体の研究
-ラファエロ作「ベルナルド・ドヴィーツィ枢機卿 肖像」(inv.1912 n.12) 修復
-ジャン・マルク・ナティエ作「花 ようなフランス エンリエッタ」(O.d.A1911 No.715) 「ディアナ ようなフランス アデレード」(O.d.A1911 No.716) 及び額修復
-カルロ・ドルチ「パトモス島 聖ヨハネ」(1912 No.465)
-ポントルモ「コジモI 肖像」(1890 No.5052)
-ティツィアーノ作「スペイン フィリッポII 肖像」(1912 No.200) 及び額修復
-カラヴァッジョ作「マルタ 騎士」(1911 No.717)
-フィリッポ・リッピ作「聖母子と聖母 誕生」(inv.1912 No.343) 支持体及び額 修復
-ジョルジュ・ヴァザーリ「聖ヒエロニムス 誘惑」(1912 No.393) 及び額修復
■バーニョ・ア・リポリ サン・ジュスト・エマ教会(フィレンツェ)
■シエナ国立美術館 6枚 古いイコン画の修復
■シエナ、ヴィニャーノ チェーザレ・ブランディの家
■フィレンツェ、サンタ・マリア・デッリ・アンジョリーニ教会
■シエナ、サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会
■欧州文化首都展覧会『カラヴァッジョ 最初 弟子たち』 展覧会準備とコンディションチェック
■フィレンツェ、ウフィツィ美術館パオロ・ヴェロネーゼ「エステルとアハスエロ王」 額修復 ウフィツィ美術館監督のもとで修復
■ギリシャ、カリエス アトス山 Cutlumusiu修道院・洗礼者ヨハネ教会 修道院内礼拝堂 フレスコ画、聖障、 保存状態調査と修復計画 ギリシャ、コルフ島 王宮 宮殿 壁画 保存状態調査と修復計画
■フィレンツェ、ピッティ宮殿パラティーナ美術館
■1992年7月19日〜10月18日展覧会 「マニエリズモとバロック 間 ロドヴィーコ・チゴリ」を開催
■アレッツォ、テッラヌオーヴァ・ブラッチョリーニ サン・ビアッジョ・アイ・モーリ教会 フラ・ディアマンテに帰属するフレスコ画 15世紀
■フィレンツェ、アカデミア・オブ・ファインアーツ トンマーゾ・ガッザリーニ 女神ディアナ 狩りを描いたキャンバス 油彩画 ■修復 ローマ、アメリカ大使館 18世紀風景画
■クレモナで開催された 「カラヴァッジョの後、バルトロメオ・マンフレディとマンフレディ様式(Manfrediana Methodus)」展 に展示されたバルトロメオ・マンフレディ作「ジプシー」キャンバスに油彩
■ 展覧会「1600年代 フィレンツェ」(フィレンツェ、1986-87)展で展示された リヴィオ・メフース作「ガンバッシ 盲人と呼 れるジョヴァンニ・フランチェスコ・ゴネッリ」
■バーリ、デ・ピント絵画美術館所有作品
修復 展覧会「1700年代 フェッラーラ」(フェッラーラ、1971年)に出品されたジュゼッペ・ゾーラ 3 枚を含む一連の絵画